何が初体験?って…
スムーサーF搭載車に初めて乗りました♪
当初は10トンダンプを手配していたんだけど、空きが無くて仕方なく4トンダンプを借りたのです…
んで、借りたフォワードが「スムーサーF」付いていたんですわ♪スムーサーの後に付いてるFは『フォワード』のFの意味です。
これがエルフになると『スムーサーE』ギガになると『スムーサーG』と呼称が変わってきます。
マニュアルミッションなのにクラッチペダルがありません(爆)スムーサーとはクラッチを自動化したシステムなんです。
イスズのクラッチ自動システムの歴史は古く…80年代の『Navi5』から始まります。。当時のマイコン技術では限界があり、制御も雑な物だった為普及まで至りませんでしたが、スムーサーの開発スタッフはNavi5のシステムを参考にしていたそうです。
Navi5はその後、エルフに使われていた『クラッチフリーシステム』(デュアルモードMTとも言います)へと技術は進歩します。
Navi5とクラッチフリーシステムは共に乾式のクラッチディスクを用いております。普通のマニュアルミッションと同じ物です。クラッチを自動化するのはクラッチディスクの寿命を延ばす事で…誰が乗っても磨耗は均一になると言う物です。まぁノーマルのマニュアルだったらクラッチが10万キロ持つ人も居れば、3万キロにも満たないでクラッチ交換をする人とか居るしね(←半クラッチの使いすぎw)
って書けば良い事づくめみたいに見えるけど…
欠点がありまして、「微速制御がヘタクソ」(ってか出来ない)なんです。単にクラッチを「繋げる」「切る」のどちらかなので、車庫入れや駐車場で駐車…エルフだったらトラックだからプラットホームへクルマを着ける時とかの微妙なクラッチ操作のニュアンスが反映されないのです(汗)
そんな事もありエルフのクラッチフリーではマニュアルのクラッチペダルも残しているのです。だからのちに「デュアルモードMT」と改名される事になります。『自動にも出来るし、微妙な操作が必要なときはマニュアルでペダルを操作してください」ってね♪
今回のスムーサーは、これまでのクラッチ板に変わりステータを取り除いた『トルクコンバータ』をクラッチとして用いております。(通常のトルクコンバータは「ポンプ・タービン・ステータ」の構成)
トルクコンバータを用いた結果、ATFのみ交換するだけで基本的にメンテナンスフリーになりました。
クラッチペダルは無いけれど、普通にシフトを入れて変速はアクセルを戻してシフトレバーを次のギアにシフトするだけ(爆)微速な操作もトルクコンバータでクリープ領域があるからバッチリです!!
でも、やっぱり機械なんだよなぁ〜(汗)クラッチのミートポイントを調整しても初めのうちはギクシャクしちゃって…
慣れてしまうとF1みたいな俊敏なシフトが出来ます♪凄く快適だったよ(爆)
空気圧表示が「Kpa」表示になっていた…
写真の「DPD」スイッチはPM減少装置の手動再生ボタンです。「S50軽油」の使用をしないと排ガス浄化機能は確保されないそうな…
このDPDなんですが、PMを燃やすタイプの物でエンジンで燃焼された排気ガスに微量の燃料を噴射してDPDの触媒を反応させているそうです。そのため、エンジンオイルに燃料が混じる『燃料希釈』が生じてエンジンオイルの量が増えるそうです。『レベルゲージ』には「充填上限」の上に「増加上限」の印があります。「増加上限」までオイル量が増えたらオイル交換をするように指定されています。しかも、『DPD専用タイプ』なるエンジンオイルを使うようにって書かれてました。。
快適だったけど、俺には普通のマニュアルミッションが良いかな(汗)クルマと対話しているって実感があるから〜♪